うつ病の治療で大切なことを紹介【鬱屈した感情は治療で回復】

ドクター

客観的な診断で適切な対応

医者

どんな方法で改善するのか

うつ病の治療は、現時点では基本的に投薬治療が中心となっています。患者の脳内では、神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの分泌量がとても少なくなっているのが典型的な症状。そのため、それらを適切に補強するために抗うつ薬が処方されるのが一般的です。ただ、的確な診断がないと投薬しても期待したような効果が得られない場合もありますし、どのような薬をどれくらい服用するかも重要です。大切なのは病気の症状や進行度合いを客観的に判断することで、そのために近年では光トポグラフィー検査で症状を数値化する診断が増えています。光トポグラフィー検査はうつ病を見える化する検査として注目されており、近赤外線光で脳内の血流を測定し、状態を数値で把握することが出来ます。検査を受けると前頭葉の血流量の変化がグラフ化され、波形パターンから症状を適切に見える化することが可能。検査は装置を頭に取り付けて、いくつかの簡単な質問にランダムに答えるだけですので、とても簡単。最終的には専門医による総合的な診断になりますが、病気かどうかを判断するだけでなく、うつ病かその他の病気かを推察出来るのは画期的です。うつ病に似た症状には、双極性障害や総合失調症などがあり、その疑いがある場合は治療方針も変わって来るでしょう。薬物療法、精神療法などに加えて脳内の血流を上げる新しい治療の選択肢になるのではと期待されています。光トポグラフィー検査は、日本では平成21年に厚生労働省が認可した最新の検査法です。まだどこにでもあるわけではないので受けられる医療機関は決まって来てしまいますが、安全で痛みもない検査なので、受けてみても良いでしょう。特にうつ病が多様化し、症状がかなり細分化されて来た現在、目に見える形で一つの指標が得られるのは大きな安心材料にもなります。近年は、投薬による薬物療法やカウンセリングなどの精神療法に加えて、脳の血行を改善する磁気刺激治療(TMS)も行われています。ただ、どの療法が良いという単純な話ではなく、担当医師が総合的に判断し、トータルで治療を進める集学的治療が重要だと言われている病気。患者本人も病気に関する理解を深め、支える家族もまたしっかり理解した上で、治療を複合的に進めて行く必要があります。また、日常生活に支障が出るほど重い症状にはなっていなくても、抑うつ状態を感じたら改善に取り組むのはとても良いことです。ストレス治療を専門に行っているクリニックもありますし、気軽に相談が出来る場所があるのはとても嬉しいことですよね。心身への負荷は、溜め込み過ぎると不調を引き起こすことは、すでによく知られていること。早めにクリニックを活用するのは正しい判断と言えます。

カウンセリングと薬を活用

レディ

うつ病の治療は医師のカウンセリングや薬の処方などが一般的で、ほとんどが保険適用の治療です。ただしカウンセラー単独による場合は保険がききません。治療を始める際は自分のうつ病の程度を把握し、時間をかけて向き合っていくことが大切です。

症状を緩和させるため

ナース

うつ病だと自分で認識し始めたら早めのうちに専門クリニックを受診してください。うつの中にも色々な種類があります。自己判断は危険です。必ず専門医の診断に従ってください。治療を行えば症状は緩和されていきます。

精神療法から対処法を模索

病院

うつ病の治療は組み合わせて行われることが多く、その中でも精神療法は抱えている問題を把握するのに必須です。医師が安心して悩みや状況を吐露できるような環境を作る訓練や経験を積んでいるのが好ましく、医療機関を探すときの基準にすることもできます。

うつ病患者の接し方

相談

うつ病はとても難しい病気です。なってしまった人が治療するなら早期に専門のクリニックに行きましょう。とにかく休養することが大切ですし、周囲の人は頑張って等の言葉は避けましょう。できるだけゆっくりしてもらうとよいです。